リロケーション会社選びのポイント

リロケーション会社を選ぶポイントというのはどういうところにあるのでしょうか。

１．入居者決定までのスピードが重要

入居者が決まらない間は賃料収入は発生しません。入居者が決まらない期間が長ければ長いほど、持ち家の家賃分を損していることになります。

入居者決定までのスピードというのは、入居者の募集方法や提携している不動産会社の数などが影響してくるため、打ち合わせ時に確認しておくと良いでしょう。

２．入居者の質もチェック

通常の賃貸物件の不動産投資と違うのは、あくまでも自分の持家であって、2，3年後には戻ってきて住む家なのです。普通の賃貸物件以上に、毎晩友達を呼んでホームパーティーをする若いカップルなどが住んでしまうのは家の傷みを加速させる心配もあるのです。

入居者の質も、どういう募集方法をするのか？いくらぐらいの賃料設定にするのか？などで決まってきますし、要望があれば伝えておくと良いでしょう。また、退去時の原状復帰の対応内容も同時に確認しておく必要があります。

３．管理物件の数が信頼の証

リロケーションでの管理物件が多ければ多いほど、リロケーションについてのノウハウを持っている会社ということになります。リロケーションサービスは、不動産会社が片手間でやることも多いのですが、10年ほどしか経っていないサービスなので、不慣れな業者だとトラブルが発生した場合の対応に不満を感じてしまうことも少なくないのです。

４．明け渡し時のサービスをチェック

意外に確認しわすれてしまうのが、帰任時の対応です。海外赴任や転勤で任期が決まっている場合でも、会社の状況によっては帰任のタイミングが前後してしまうことがあります。また、人気が決まっていない海外赴任や転勤も当然あります。

急に帰任したときに、どのくらいで入居できるようになるのか？また、帰任したときに入居者がスムーズに退去できない場合の保障はどうなっているのか？チェックが必要なのです。

５．ネット上の賃料査定はあまり意味がない

インターネット上にリロケーションサービスを利用したときに、自分の持家をいくらで貸せるのか？賃料収入がいくらになるのか？をシミュレーションできるサイトもあります。しかし、実際には査定賃料は周辺の同規模物件の家賃調査をした上で、賃貸可能期間が限られていることから2割ほど低い金額になるのが相場です。調査をせずに出した金額は目安の中の目安でしかないので、この情報でリロケーション会社を比較することには意味はありません。

６．最後に営業マンの対応力

実際に相談依頼をしたり、資料請求をすれば、担当の営業マンから連絡が入り、実際のリロケーションサービスについて説明してもらうことになります。大切な持ち家を預けるのですから、不誠実な対応であったり、不可解な説明をされた場合は、断ることをおすすめします。担当者の印象も大きな判断材料なのです。

おすすめのリロケーションサービス

 

リロケーション会社比較

 

おすすめ度	★★★★★	★★★★	★★	★	★
リロケーション会社	東急住宅リース	リロケーション・インターナショナル	ダーウィンリロケーション	ラビットホームズ	エムアイホームサービス
信頼性	東証一部上場グループ	東証一部上場グループ	-	-	-
管理戸数	リロケーション管理戸数：1万5000戸 ※管理戸数全体8万5000戸	リロケーション管理戸数1万戸	-	-	-
対象エリア	東京、神奈川、千葉、埼玉、関西圏	全国41都道府県 首都圏、関西圏がメイン	首都圏：1都3県、関西圏：2府4県	東京都23区、多摩地区、埼玉県の東京隣接エリア	大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県
入居者決定スピード	-	最短3日	-	-	-
独自の入居者募集方法	東急グループ（東急リバブル、東急不動産、東急コミュニティ等）のネットワーク	法人取引1万社の社員 全国3000社の不動産会社	-	-	-
家賃保証	○	○	○	○	○
明渡保証	○	○	○	○	○
空室保証（サブリース）	○毎月定額の家賃を保証	-	-	-	-
修繕費補償	○ 5万円まで無料	○ 5万円まで無料	○	-	-
定期巡回	○ 戸建てのみ	○ 戸建てのみ	-	○ 戸建てのみ	○
定期報告	-	○	○	-	○
納税代行	-	○	○	-	-